2011年2月6日日曜日

A Breath of Life



ニュージーランドの先住民族マオリの人々の挨拶は、
肩を抱き合い、握手をし、おでこをくっつけ、互いの鼻をくっつけるというものです。
そうして生命の源である呼吸を分かち合うというのです。

この挨拶はホンギ(Hongi)と呼ばれています。
そして、分かち合う生命の力(Life force)はマウリ(Mauri)と呼ばれています。

この呼吸=生命力という考え方は、インド古来の言語、サンスクリットでいうところのプラーナ(息吹、呼吸、生命力)そのものです。古くから人間は呼吸を生命力そのものとして重んじてきたのですね。

なんでまたこんなことを考えたのかというと、今日またかいもりにお客さんが来たんです。
パーマストンノースに住むブレント&ジュリーというChayの昔からの友人夫婦とブレントのお父さんの3人。
ブレント&ジュリーには、Chayと私は事あるごとにものすごーくお世話になっていて、宿無しのころは良く泊まらせてもらったし、今でもよく遊びに行ってご飯をご馳走になっったりしています。
ブレントは住んでいるパーマストンノースで環境映画祭を(趣味で)でっかく主催しちゃうような力量の持ち主で、アメリカ人らしい洗練された物腰の素敵なジェントルマンです。
ジュリーはキウイの素敵なワーキングウーマンで、時々一緒にヨガに行ったりもするヨガ友でもあります。

そして、ブレントのお父さんははるばるアメリカから来られていて、数週間NZに滞在予定。
お会いするのは初めてだったんですが、すごく素敵な人でした。
人と時を共にすると、話す内容意外に、というかそれ以上に雰囲気、存在感、生き方などいろんなものを共有するものですが、ブレントのお父さんからは愛情や深さ、包み込むような大きさを感じられて、一緒にいてすごく心地よく、楽しい時間を過ごさせてもらいました。

特になにが、とは言葉では説明できないのですが、会ったばかりなのに、なにか大きなものを分かち合ってる感じを共有できる人って、いるんですよね。

そして夕食を食べ終わって帰るころ、ブレントのお父さんが体の痛みをとるヒーリングをしてくれて、アメリカでヒーラーとして活動していることを知りました。
なんかすごく納得。
そのときにChayと私にかけてくれた言葉がとても温かくて、思わず涙がでてしまいました(うれしくて)。

人生で、たまにやってくるこういう出会いって、まるでマオリの人たちが挨拶としてお互いの生きるエネルギーを共有しあうように、互いを勇気付け、元気付け、心を広げて大きなものにつなげてくれるすごく貴重な時間だなと思うんです。

かいもりは最近お客さんづいています。
Chayも私もだれかが家に来てくれると、うれしくてすごくテンションがあがるんです。
ゲストルームも準備中だし、この先もちょくちょくお客様報告ができそうです♪

※トップの写真は、ブレントがお父さんと2日にわたってガラス工房で体験制作した作品のひとつで、今日おみやげにくれました!宇宙のようにきれい。


《おまけ》
最近のおもてなし料理の定番は、夏野菜の揚げ浸しとズッキーニのマリネ!





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今日も訪問していただき、ありがとうございました!

2 件のコメント:

  1. ゲストルームには素敵な出逢いが溢れるんでしょうね。世界のどこかで素敵な人たちが集ってる事を思うと心が温かくなるし勇気づけられます。ああおもてなし料理最高!!かいもりで料理と人に会うの楽しみ 元気な挨拶で始めたいですね。挨拶は大事!!

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  2. ゲストルームづくり、奮闘中です。がんばります!

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