2011年5月31日火曜日

5月のアルバム

気がつけば、あっという間に5月も終わりですね~。

かいもりのホームページを直そうと思いつつ、なかなかそっちの方に気が向かない今日この頃。。

というわけで、今月もアルバムをブログに載せてしまいま~す。

ナスターシャン、食べられるお花です。

バジルミントの花にとまるみつばちの、お・し・り。

種の並びが美しいひまわり。惹きこまれるようです。


葉が落ちて、カラッカラになった大豆畑。

4月のアルバムの3枚目の写真の中身。やっぱり派手だった!

まだまだがんばっているかぼちゃくんたち。やさしい色合い。

これなんだっけな。チンゲンサイかな~?

見たとたん「きれ~!」と絶叫してしまった、宝石のようなコーン。
後ろにあるのは皮まで紫色のコーン。

ニョッキリとでてきたソラマメの芽。豆科の芽はかわいいのう。

どど~ん。かいもりのアイドルの座は渡さないわ!





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2011年5月29日日曜日

イチゴとソラマメ

ここ数日は、雨が降ったりやんだりの変わりやすいお天気でした。(NZではいつものことか)

かいもりの家の前のところには、レンガで囲ったイチゴ畑があるのですが・・・


・・・みごとに雑草に覆われております。
さすがにそろそろやばいな~と、雨の合間をぬって年に一度のイチゴの植え替えをしました。
鳥よけのネットがしてあるので、普段なかなか手を出しづらいところだったのですが(というのが言い訳)、今回は気合を入れて雑草を抜いて、イチゴの株を掘り起こします。

イチゴは、一年で1株が2~3株に増えるので、年に一回冬の前くらいに株分けします。
分けたところで他に植えるところがないので、増えるばかりで困ってしまうんですけど・・・。

今回はせっかくだから、レンガの囲いの形も変えてみようかな~と思って、こんな風にしてみました!


波型です~♪
去年は直線にしてたんですが、波型にすることで淵の面が多くなり、よりたくさん植えられますし、窪んだところに入って収穫や手入れができるので、より効率的なはず!
実はこれ、一年くらい前に受けたパーマカルチャーのコースで習ったテクニックでした。。。パーマカルチャーで習うことって、ああそんなの常識じゃんって思うようなことが多いのですが、実はそういう知恵を実践で活かすってなかなか難しいんですよね。。今回は、ああ、そういえばって感じで思い出せて良かったです。

筒のような形のレンガのパイプは、昔の排水管(?)のような役割で地中に埋められていたもので、家のまわりのいたるところから出てくるのです。イチゴ畑の真ん中にも置いて、その中にもイチゴを一株ずつ入れてみました。スペースをより効率的につかって、イチゴをたくさん収穫することができるでしょうか・・・!?12月ごろ、お楽しみに!!

そして、裏庭に植わっていたイチゴくんたちも全部抜いて、株分けして植え替えました。


今度は裏庭に落ちていた古い冷蔵庫(?)のようなものに植えてみました。
去年は地植えにしていたのですが、実ったイチゴ全部野鳥に持っていかれてしまったのです。
今年はこれにネットをかけて守る作戦です。
さあて、次の夏はイチゴジャムが作れるくらい収穫できるでしょうか!!お楽しみに~。

そしてそして、裏庭に植えたソラマメくんたちが芽を出し始めました。


なんか、ソラマメとイチゴを見ていると、ああ一年たつんだなあ~という感じです。
去年ここへ引っ越してきて、一番最初に植えたのが、イチゴとソラマメだったのです。
来月、かいもりは一周年を迎えますよ~。

≪おまけ≫
最近またマートン産のオーガニック小麦を買いました。
頻繁に買うのもめんどうなので、今回は大量に25kgも買いました。お値段なんと・・・$50!
でも今回のは、収穫したばっかりの新麦(っていう言葉あるのかな?)です☆
そんでついでに鶏用のクズ小麦も買いました。オーガニックです!ぜいたくものめ~!!あけてみたところ、私たち用のとさして変わらず。スケちゃんも今までのごはん(いろいろ配合された鶏用飼料)よりもこっちの方が断然好きみたいで、ガッツガッツ食べています。




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2011年5月27日金曜日

久々手作り~♪


日に日に暑くなっている日本の皆さんには、暑苦しくてごめんなさい。

久々に手作りしていました♪

こうしてころがっているとなんじゃこりゃって感じですが・・・


アームウォーマーです♪

Chay用に作ったのでちょっと私には大きいですが。

アルパカとモヘア入りで手触りもすべすべ☆

紫と緑と青とグレーが微妙に混ざった色も好みです。

私が持っているアームウォーマーを参考に、編み図を見ないで作ってみました。

親指の穴のところがちょっと大変だったけど、(実際左右で若干違う・・・)

完全につじつまを合わせようとしなければ編み物って簡単~♪と思いました。

そんなこと言ってると上達できないかしら。

でもこういうもやもやした毛糸だと、ひとつひとつの編み目を見つけることすら困難で、

はぐときとか、正確な目を拾うってできなくないですか・・・?と、開き直ってみる。

編み物が上手い人はどうしているんだろう?

アームウォーマーはパソコンを使うときや、本を読むときにとってもおすすめです。

パソコンを使っていると、手が冷た~くなっていること、ないですか?特にマウスを持っている方の手。

なので、冬のデスクワークの必需品です。ベッドで本を読むときにも!

ちなみにChayに見せたたときの第一リアクションは「さむい!」でした(笑)。

出ている指先が「寒い」のだそうです。そりゃそうだけど、そこがあるからパソコンが使えるんじゃないか!

相変わらず変な人だな~。ちゃんと使ってよね!

日に日に冬に向かっているNZですが、ウチではまだヒーター無しで生きてます。

一応去年買ったガスヒーターがひとつあるのですが、まだ出してないんです。

雨の日はなんとなく空気が湿って暖かかったりしますしね。いつまでもつかな~?


≪おまけ≫

緑に囲まれて素敵なスケたろうさん、実は入浴中です。

そうそう、ブログに書き忘れていたけど、1~2週間前、スケちゃんの羽毛が一気に抜け初めてびっくりしました。にわとりの毛が生え変わる時期だそうです。にわとりにもそんなことが起こるなんて、知らなかった・・・!


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2011年5月25日水曜日

おばあちゃんのこと

昨日、asahi.comというニュースサイトで、おばあちゃんが住んでいた地域の写真の特集(http://www.asahi.com/travel/rail/gallery/2011tadami/)があったので、いつか書きたいと思っていたおばあちゃんのことを書こうと思う。

NZへ来てから、おばあちゃんのことをときどき考えるようになった。
そのおばあちゃんは、もうずっと前に、私が中学生のころ亡くなってしまった母方の祖母で、私の4人の祖父母の中では一番長生きしてくれて、一番多くの時間を過ごすことができたおばあちゃんだ。
おばあちゃんのことを考えることが多くなったきっかけはきっと、NZへ来て最初に一緒に暮らしたスカイの生活ぶりが、おばあちゃんのことを思い出させたからだと思う。

たとえばスカイは、キッチンからでる生ごみをフタ付のバケツに入れておいて、たまると庭のコンポスト置き場に捨てる。それはやがて堆肥になり、野菜や木の栄養になっていく。(スカイはパーマカルチャーという自然に則した畑や生活の実践方法も学んでいて、裏庭にはそれは素敵な野菜畑とちっちゃな果樹園があるんです。)

私のおばあちゃんは、山深い田舎で、すぐ隣は川、反対側は山というようなところにすんでいたので、台所の生ごみは橋のふもとから川らの茂みに投げていた。それもきっと自然にもどり、大地の栄養となっていっただろう。おばあちゃんがどんなことを思い、そうしていたのかは今となってはわからないけれど、昔の人にとってはきっとそれがあたりまえのことだったんだろうな、と思う。

それからスカイは、庭で取れるりんごやプラム、フィジョアなんかを大鍋で煮て、大きな瓶に詰めて保存している。それらの瓶は台所の上の戸棚にずらりとならび、一年中朝のミューズリーやちょっとしたスイーツに活躍する。

スカイのキッチンで、瓶詰めにされたプラム

私のおばあちゃんも、味噌や梅漬けを自分のところで作っていた。
ベランダのところに納屋があって、そこに黄色い味噌樽がしまってあった。
お茶を飲むときにはよく、カリカリとしてすっぱい、大きな赤シソ色の梅をお茶請けに食べた。
もしももっと長生きしていてくれたら、おばあちゃんからいろんなものの作り方を教えてもらいたかった、とすごく残念に思う。

そしてスカイの日常には決まったリズムがある。
朝はまず瞑想をしてから散歩に出かける。雨の日も、カッパを着ていく。コースは何種類かあってその日の気分で長さもいろいろ。途中にはブラックベリーやプラムがなっていて時々そういうのを摘んで食べたりしながら。腕をぐるぐるまわしたり、深呼吸したり、体操もしながら歩く。
それからそれぞれで朝ごはんを食べる。
昼食と夕食はみんなで一緒に食べる。昼食の後には必ず1~2時間のお休み(シエスタ)をして、夕食のまえには夕日を見ながら呼吸法を行い、食べる前には必ずみんなで歌を歌ったり、一日の感謝を言葉にしてから食べる。
そして、夕食の後は編み物や縫い物なんかの手仕事をしてゆったりすごす。たまにDVDを観たりするときもあるけれど。
そして日曜日の午前中は教会へ行く。

スカイの庭のプラムの木

私が子供のころの夏休みは毎年おばあちゃん家に行っていて、おばあちゃん家の朝は掃除だった。毎日だったかどうかは覚えていないけれど、掃き掃除とモップがけがかならずセットになっていた。まだぜんぜん汚れていないのにな、と思いながら手伝っていた記憶がある。
それから神棚と仏壇の両方に、小さい容器にごはんを山盛りにして祭るのも朝の習慣だったと思う。
あと、お墓参りのときは、床に大きな木のこね鉢をだしてきて、そこに米粉と熱湯を入れてこねておだんごを作った。すごく熱いのにどんどんこねていくおばあちゃんの手はすごいな~と思って見ていた。おだんごはお墓用で、特別おいしいわけではなかったけど、白くて丸いおだんごができあがっていく様子はとても魅力的だった。おだんごやお菓子、やかんに入れた水、お花、そしてお線香をもってお墓参り行くのはお盆の習慣だった。
そして、おばあちゃんは私たち孫に浴衣も縫ってくれた。そういうのも、習いたかったな。

こうして書いてみると、やっぱりいろいろな共通点があることに気づく。
それは、自然に調和した生活だったり、手作り、季節ごとの保存食、日常の中での規律、そして精神性を目に見える形で大切に扱うことなんかだ。
そして、そういうはっきりと見えるところ意外にも似ていると思うところがある。
それは細かいところをあんまり気にしない気質というのだろうか、たとえばちょっと野菜の泥が落ち切れていなくたって、ちょっと醤油にカビが浮いていたって大丈夫、そんな考え方。そしてそれは、自然の近くに暮らしていれば、ごくあたりまえの感覚なんだと思う。

ここにあげたようなおばあちゃんやスカイの暮らしぶりに、特に私が注目してしまうのは、私の育った環境ではあまり見られないものだからかもしれない。
田舎と都会という生活環境の違いも大きいと思うし、時代の流れで無くなっていくものもたくさんあるのだろう。
私が生まれ育った環境では、生ゴミはビニール袋にいれて燃えるゴミに捨てるのが当たり前だったし、保存食を作る必要に迫らせることもなかった。都会に暮らす人にとってはそれが普通。それは日本でもNZでも同じこと。

だから私は生ゴミをりんごの木の下に捨てるとき、特におばあちゃんのことを思いだすんだろう。今の私の暮らしは、私が生まれ育った環境よりも昔のおばあちゃんの暮らしに近いのかもしれない。

スカイの庭のりんごの木

スカイのような暮らしがNZで一般的なわけでは決してないし(むしろ少数派だと思う)、日本でも昔ながらの生活を受け継いでいる人もたくさんいると思うので、これらはあくまでも私個人の視点でしかない。
ただ、人間の生活は、たったひとつ世代を隔てただけでもこんなに違ってしまうんだ、ということにやっぱりすごく驚く。

今、私たちはまたすごく大きな変化の時にいるけれど、50年後には私たちの生活はまた大きく変わっているんだろうなと思う。
それが全ての生命にとって、より健やかな方向でありますように。


≪おまけ ~生ゴミをビニール袋に入れて捨てる時、違和感を感じる方へ~
(↑Chayと私はこういうところ同じ感覚の持ち主なんです)
ダンボール箱ひとつでも簡単に生ゴミを堆肥にすることができます!
興味あるかたはこちら→「循環生活研究所」へ!
(私は実家にいるとき、ここで買ったダンボールコンポストをテラスに置いて使っていました)
自分の土地がないという人でも、できた堆肥はプランターや植木鉢で使ってもいいし、必要な人にあげてもいいと思います。野菜を作っている人にとっては、堆肥はいくらあってもありすぎるということはないものだと思うので。
生活の中でちっちゃくても自然のサイクルを体感できる暮らしはとっても楽しいですよ!!

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2011年5月21日土曜日

ミューズリーってすごい

最近ミューズリーを入れるための入れ物をようやく手に入れたので、ミューズリーの作り方をご紹介します。
この入れ物を買うまでは、チャックつきのトルティーヤの袋を再利用していたのですが、ケーキが丸ごと入りそうな大きなタッパーにしたら、とっても作りやすくなりました。


ミューズリーは日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、オーツ麦(カラス麦)にナッツやドライフルーツを加えたシリアルのようなもの。
NZではごく一般的に食べられているようです。たくさんのナッツなどを入れることで手軽に豊富な栄養を取れるので、基本ベジ食の私たちには貴重な栄養源でもあります。自分の勉強も兼ねて、それぞれの栄養価も簡単に記載しておきます。


1) オーツ麦をざらざらと入れる。今回は大きさの違う2種類があったので混ぜてみました。上の方と下の方で若干違うの、わかりますか?

オーツ麦(エンバク、カラスムギ):穀物の中で、ミネラル、たんぱく質、食物繊維をもっとも豊かに含む。グルテンは含まない。(「ウィキペディア」より
食物繊維、コリン、ビタミンB1、マグネシウムなど(「栄養健康食品」より

2) ひまわりの種とかぼちゃの種などのナッツ類を入れます。量は値段に比例しています。ひまわりの種はナッツの中ではピカイチに安いのでたくさん。本当はアーモンドとかも入れたい。ナッツはローストすると香ばしくておいしくなるけど、あえて生で。

ひまわりの種:葉酸、カルシウム、ビタミンE、鉄分、亜鉛、食物繊維、ビタミンB1・B2、ナイアシン(ビタミンB3)、ビタミンB6、マグネシウム、カリウム、などなど(「栄養健康食品」より

かぼちゃの種:ビタミンB1・B2、鉄分、リン、βカロテン、マグネシウム、カルシウム、ナイアシン(ビタミンB3)、などなど(「栄養健康食品」より


3) リンシード(亜麻の実)、ココナッツフレークを適量

リンシード(フラックスシード、亜麻の実):オメガ6脂肪酸、オメガ3脂肪酸、食物繊維、βカロテン、ビタミンE、などなど(「AllAbout」より

ココナッツ:銅、マグネシウム、マンガンなど(「食品と栄養のお話」より



4) レーズンやデーツなどのドライフルーツを入れて

レーズン:カルシウムやカリウム、リン、鉄、亜鉛、銅、 マンガン、アントシアニンなどなど(「栄養健康食品」より


5) よく混ぜるとこんな感じで出来上がり。
使ってないちっちゃいカップをすくうのに使っています。

いやあ、今回書いてみて、ミューズリーに含まれている栄養価の高さにあらためてびっくり。
すばらしい食品ですね。もしも興味があったらそれぞれの栄養価の参照元のサイトをのぞいてみてください。美容や健康にどんな風に効果的なのか、これでもかと書いてあります。

Chayはこれに牛乳をかけて食べますが、牛乳そのものの味があんまり好きではない私は、お湯を浸す程度かけてその上から煮たりんごやフルーツ、ヨーグルトなんかをかけて食べます。
朝ごはんだけじゃなく、小腹がすいたときにもぴったりです!

*  *  *

こんな風にして自分で配合してミューズリーを作るのは、以前wwoofでお世話になっていたスカイの家で習ったことです。
日本では朝はほとんどパンだったし、オートミールなんて牛乳と煮たやつとかはどっちかというと苦手で、なんでこんなまずいもの食べるんだろうって思っていたくらい。

でもスカイの家でナッツやドライフルーツと混ざったミューズリーに、にヨーグルトやフルーツをのせて食べる朝食は、起きるのが楽しみなくらいおいしかったのです。



-追記(5/23)-
日本ブログ村のベジタリアン料理の人気記事で、この投稿が1位になりました!
たくさんの方に読んでいただけてうれしいです。ありがとうございます。
普段ランキングはほとんど気にしていないけど、たまにこうして上位にはいるとやっぱりうれしいので記念に残しておきます。
フィードバックって大事ですね、何事も。





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2011年5月10日火曜日

餃子を包む時間


今日はNZへ来てから初めての餃子に挑戦しました。
ずっと作りたいとは思っていたけど手を出していなくって、でも最近庭のニラがちょっとずつ大きくなってきたし、先日大玉のキャベツを買ってまだ半分も余っていたので、今だ!と思って。だいぶ前にパーマストンで見つけて買ってあった皮も、うちのちび冷凍庫でなんとか生きのびていてくれてよかった。

餃子って作るのにすごく手間がかかるんだけど、餃子を包む時間ってなんか妙に記憶に刻まれていたりしませんか。
今日一人でもくもくと餃子を包んでいたとき、餃子にまつわるいろんなシーンを思い出しました。

もう何年も前、誰かの家に集まって餃子パーティをした時、その中に一人料理の得意な男の子がいて、みんなでひたすら刻んだボール3杯分の白菜やらニラやらキャベツやらを、塩をして水分をぎゅーって絞ってから具とまぜるとおいしいんだよって教えてくれたこと。
去年の夏、Chayと日本に帰ったとき実家でお母さんが餃子を作ってくれて、Chayと二人で皮に包むお手伝いとしたときのこと。
つい数ヶ月前、今はもう日本に帰ってしまったお友達の家で集まったときに、一緒に餃子を包んで、包み方が違うねなんて話してたこと。

餃子を包む時間は、なんだかすごく特別な感じがします。
ゆったりと食事の準備をするからこそ生まれる時間だからでしょうか。誰かと一緒にやるからでしょうか。
座ってひとつひとつの皮を手にとって、水をつけ、具をすくい、ひだをつける作業をしていると、あったかい気持ちに包まれます。小さい頃、お手伝いで餃子を包んだ時からずっと蓄積されてきた「餃子を包む時間」を感じているからかもしれません。

*  *  *

そんなわけで、ちょっぴりノスタルジックな雰囲気で写真を撮ってみました。
レシピは穂高養生園の料理長、やよいさんのブログから、野菜餃子を参考にさせていただきました。とってもおいしくできて大満足でした。オートミールでこんなにおいしい餃子ができるなんて!簡単だし、すごくおすすめです。

-追記(5/12)-
私が愛読しているもうひとつのブログ、マクロビパパさんの昔のブログにもベジ餃子のレシピがあったのを思い出してまた読んでみました。するとその最後にとっても素敵な一行が・・・!やっぱり餃子にはそういうマジックがあるんだな、と納得しました。
今度はこちらのレシピも参考にしてみたいと思います。ますます餃子が好きになりました。


≪おまけ≫


庭の葉ネギが大盛況なので、今日の野菜餃子にも刻んでたくさんいれました。
それにしてもこの子たち、かれこれ半年以上もずーっと私にネギを恵み続けてくれています。
根元は残して葉だけ摘んでいくと、後から後からのびてきます。
すごいです、葉ネギ。お庭やプランターにぜひ。


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2011年5月4日水曜日

フィジョア!


このフルーツ、知っていますか?

フィジョアという名前の果物なんですが、私はNZへ来て初めて出会いました。
大きさはキウイフルーツくらいかそれよりやや小ぶりで、キウイとはちがってすべすべのお肌、そしてとってもいい香りなんです。グアバとかそういう系の南国フルーティな香りです。
そしてやっぱりキウイみたいにこうして半割りにしてスプーンですくって食べるのが一般的みたいです。皮は食べれなくはないけど、酸っぱめなのでみんな残すようです。
そして、味はというと・・・これがなんともいえないおいしさです。
私は大好きな果物は梨ですが、フィジョアはNZで一番大好きな果物かもしれません。
断面を見てもらうとわかるように、中央にトマトみたいにトロっとした種の部分があります。
そして果肉のところはややざらっとした食感で、それこそちょっと梨にも似ています。味は甘酸っぱい南国フルーツという感じです。甘すぎず、酸っぱすぎず、香りがなんともいえません。

今が旬真っ盛りのフィジョア。
フィジョアはスーパーで買うというよりは、もらったりする方が断然多いです。
家の裏庭によくある木で、食べきれないほど落ちている光景もよく見かけます。

今日は同じ町の知り合いが、フィジョア欲しい人取りに来て~というメールを流していたのでさっそく行って来ました。


頂いてきた袋いっぱいのフィジョア。
そういえば去年のこの時期も、いろんなお宅でフィジョア拾いさせてもらったな。

この時期しか食べられないフィジョアですが、フレッシュジュースやアイスクリームにもなっているので一年中楽しめます。
NZへ来られた際はぜひお試しください。

≪おまけ≫
去年植えたばかりのうちの裏庭のフィジョアにもやっとこ少しの実がついています。
まだちっちゃい木なので、今後に期待です!




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