2011年2月9日水曜日

マートンのすごいところ Part1

私たちの住んでいるマートン(Marton)は、ニュージーランドの北島の西海岸側にある小さな町です。
比較的大きな2つの街(パーマストンノースとワンガヌイ)の間にあり、ハイウェイも通っていないので、交通量もそんなに多くない、静かな町です。
町の真ん中にはメインの通りが一つあって、そこが商店街になっていますが、お店はほぼそこだけというほんとうに小さな町です。

そんなマートンですが、ちょっと驚きの施設があるんです。

去年の11月にオープンしたばかりの”コンピューター・ハブ”と呼ばれるこの施設、見てください↓

Macのコンピューターが11台も!!
これ、誰でも無料で使えるんです!
公共の場所だと、たいていウィンドウズマシンが置いてあると思うんですが、マートンではMacを良く見かけます。
ここ以外にも、パソコンが学べる個人経営の小さな学校があるんですが、そこでも同じマックが6台ずらりと並んでいるのを見ました。
ウィルスに強いMacを公共の場所で使うというのは、とっても理にかなっていると思います。
最近はウィンドウズもインストールできるので両方使えますしね。
この施設はより多くの人々がパソコンに触れられる機会が得られるようにと、政府の補助金(?)かなにかによってまかなわれているみたいです。

ちなみに私は去年の年末から、このコンピューター・ハブで週一でボランティアスタッフをしています。
学校がお休みの12月~1月は、朝から子供たちがドアの前に列をなして待っていました。
そして夕方に閉まるまでほぼずーっと子供たちで満員・・・という状態。
あまりに子供が多いので、一時間は無料、次の一時間からは$1というルールになりました。
彼らのお目当てはゲームやフェイスブック。
うるさかったり、禁止されているサイトを見ていたり、ものを盗んだりしてつかまった子は1ヶ月出入り禁止になるというちょっぴりラフな環境ですが、2月から学校が始まったので今は落ち着いています。

この施設を使う際に、みんなアンケートを記入することになっているんですが、
使用者で一番多いのがマオリ人で、次がサモア人とヨーロッパ系ニュージーランド人が同じくらいという感じです。
マートンにはたくさんのサモア人が住んでいるのだということを知りました。(聞くところによると、食肉用の冷凍庫などで大変なお仕事をされているのだとか。)

コンピューター・ハブは、マートンの図書館のすぐ裏にあるので、もしお近くにお越しの際はぜひいらしてみてください~。


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今日も訪問していただき、ありがとうございました!

4 件のコメント:

  1. こういう施設があるのは思いやりだね。Macが選ばれてるのも珍しいですね。日本と違うね。

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  2. 初めてみたときはほんとにビックリしました。
    こんな小さな田舎町に、こんな設備がっ!!!と。
    ここにくる子供たちがアンケートのコンピュータースキルのところで、迷わず「エキスパート」を選択するのがかわいいんです。

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  3. いやこれはすごい! 元同僚がBullsに住んでいて、彼女が地元の高校や街のウェブサイトを作ったりしているボランティアなので、マートンのもそうかと思いましたが違ったようです。
    MacってやっぱりメインテナンスがWindowsよりいらないのと、ウイルスも少ないし、教育関係とかだと値段も安くなるのでいいですよね。 HanaeさんもボランティアでLabTutorだなんて素敵です。

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  4. Summerさん
    ほんとにすごいですよねー!
    今後はコンピュータを学べるいろんなコースもできるみたいなので、さらにパワーアップしていきそうです!

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