2010年11月26日金曜日

風邪の観察

昨日風邪をひいた。

2、3日前からくしゃみや鼻水が出てたので、花粉症だろう、と思っていたら風邪だった。

午前中にだんだん寒気がしてきたので、普段めったに体調を崩さない私は、ここぞとばかりに東条百合子さんの「家庭でできる自然療法」の本をひっぱりだしてきて読んでいたけど、だんだんそれどころじゃなくなった。

腰から寒気が全身に広がる感じがして、いつもなら暑いはずの日向に座っていても寒さで体が震えた。

これは内側から暖めなきゃだめだな、と思ってすりおろした生姜と梅干でお茶をつくって飲んだ。番茶があったら梅しょう番茶がつくれたのに、と思った。

それからしばらくベッドで寝ることにした。
そうすると骨盤のあたりがむずむずしてくるので、体が欲するままにしばらく骨盤まわりを動かす。
身体がゆがみを調整しているのかな、骨盤の開閉はバイオリズムと深く関係しているし・・・などと考えた。

そして寝て起きると身体がぽかぽかしていた。いい感じだな~と思ってベッドの上でさっきの本をまたじっくり読む。この本を読むといかに日々の食事が大切かを考えさせられる。



私は4年くらい前からヨガや玄米菜食を生活にとりいれるようになって(いつもじゃないけど、できるときは)、体調を崩すことがほとんどなくなった。それまではよく風邪をひいていて、そしてひくとしばらくなおらない、セキだけがずっと残るということも多かった。だから食べ物の力はすごいなあ、ということを実感していたけど・・・

最近は陰性のもの(白砂糖とか珈琲とか)を結構食べちゃってたしなあ、
そういば最近風邪をひいている人によく会ってたなあ、
最近ホームシックで気持ちも落ち気味だったしなあ、

と風邪をひいた原因がいくつも思い当たった。

本当はこのまま断食して寝ていたほうがいいのだろうけど、食欲があったので、うどんを作ってとろろとかわかめとかをいっぱい入れて食べた。

そしてまた寝た。夜は熱があったのか、体が熱かった。
身体が風邪と戦ってるんだな、いい感じだな、と思った。
よくのどが渇いて、水やレモン水を飲んだ。

そして、今日起きたら9割がた完治。
まだ鼻水が少しだけでるけど。

ここ数年は風邪をひくとこんな感じで、一日でひききってしまうことが多い。
よく水分をとって、温かくして、ひたすら寝る。本当に何もしない。
何もしない、は家庭がある人や仕事が忙しい人にとっては難しいかもしれないけれど・・・
でも風邪のときくらい自分の身体最優先でいいと思う。
風邪は身体の浄化作用だという見方もある。
以前ちらっと立ち読みした本「風邪の効用 (ちくま文庫)
のことが心に浮かんだ。こんど日本に帰ったら手に入れたいな。

2 件のコメント:

  1. そっかあ 感動に近い。温める事、骨盤を意識する事は大事だね。薬のまないのかあ へえええ 本立ち読みしてみます。

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  2. 彩ちゃん
    「風邪の効用」の著者が書いている「誕生前後の生活」というのも今の彩ちゃんにとって面白いかも。

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