2010年11月28日日曜日

青空シャワー

先日の投稿で、ここに住みはじめて、メジャーな変化はまだなし、と書きました。
が、それはウソでした。


あったんです、大きな変化。
でもしばらくたって慣れて来ると、ありがたみって薄れてくるんものなんですよね(いけないいけない)。


ここに住み始めた当初、この家には水も電気もガスも通ってませんでした。
でも私たちは住んでいました。


じゃあどうしていたのかって?


まあキャンプを思い浮かべていただければいいと思います。


水は家のすぐ横まで元栓からホースが引かれていましたので、そこから大き目のペットボトル何本かに汲んで使っていました。
明かりはろうそく。ガスは卓上コンロ。排水はバケツにためて外へ。
トイレはコンポストトイレ。シャワーは近くの街の公衆シャワーかプールなどに2日にいっぺん浴びに行く。
最初はそんな、かなりシンプルでサバイバルな生活でした。


さらに、住み始めた時期は冬真っ盛りの6月。
最初の晩は床の上にマットと寝袋で寝て、ものすごーく寒かったのを覚えています。
だからわりとすぐガスストーブを買って、ひと月後にはベッドを買い、と少しずつ生活しやすくなりました。


それと始めのころはちょっと息抜きに友人宅に泊まりに行ったり、近くのコミュニティに滞在したりしてからまた戻るという感じで、バランスをとりつつ生活していました。


そして、だんだんと近所でシャワーを貸してくれる人が現れ、ひと月たったころには、近所にある小さな個人の学校のオーナーが、いつでもシャワーしていいよと学校の鍵を渡してくれるまでになりました。
これにはとっても感動。親切な人がたくさんいる、この小さな田舎町に住んでいる良さを味わいました。


さて、前置きがだいぶ長くなりましたが・・・大きな変化というのは、これです!




シャワーがついたんです!。゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚


シャワーだけじゃなく、お風呂も入れます(←重要!)。
洗面所と洗濯所を兼ねている流し台がもう一つあって、キッチンの蛇口からもお湯・水がでるようになりました。
お湯はNZではあまり見かけない瞬間湯沸かし器で、ガスで沸かしています。(一般家庭はたいてい電気でお湯を沸かしている)おまけに予定にはなかった水洗トイレまでつきました。


しかもバスルームの屋根をとっぱらって、透明のプラスティックの波板に変えたので、すごく暗くて陰気な感じだったバスルームが、こんなに明るく、青空の下で浴びられる青空シャワーになりました♪


でもこの水周り全体は仮の処置なんです。キッチン、バスルームなどがある家の後ろ側は老朽化が激しく、おそらく壊さないと無理だろうということになっています。


とはいえ、今の生活にはとっても大きな変化をもたらしてくれたこの水周りの工事。
完成したのは10月の中ごろでした。
水道屋さん1人とChayが3日がかりで、パイプをつなげたり壁に穴を開けたりして完成しました。
今はとても快適に使えています。
どうもありがとう!

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4 件のコメント:

  1. Hanaeちゃん、だんだん文明人間らしい生活になってきたんだね。近所のおばちゃんにシャワーを借りなくて良くなったんだね。
    (お湯をもらいに行くのも楽しそうだけどね。)

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  2. 池ちゃん!
    そうなんだよ。文明デビューしてたのだ(●^v^●)v
    今日のシャワーを心配する日々とはおさらばさ。
    でもおかげで人の親切に出会えるから、無いってこともいいもんだよね。

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  3. すごい!!青空シャワーって歌できそう。青空見えるから屋根ないってのもいい事だねホント。あつあげ

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  4. 「青空シャワー」の歌!いいね!
    ちなみにChayの特技は変な歌をつくることで、よく歌ってるよ。

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