2010年12月12日日曜日

トイレが外にあることの利点


かいもりのトイレは、母屋の裏口を出て、3メートルくらいのところにある小部屋の中にあります。
トイレが外、というと日本の快適な生活空間に慣れていると、ギョッとするかもしれませんが、かいもりのような、外と中の境があるようなないような環境にいると、まったく苦になりません。
母屋からトイレまでは一応屋根があるし、地面もアスファルトで固まっているので、雨の日でもまったくおっくうにならずにすみます。

去年6ヶ月お世話になっていたスカイの家も、母屋からベランダごしに行くかたちで、トイレが外にありました。そのお家は築90年の古い家。かいもりにある廃屋も、築100年のレンガ造りの家です。昔の家は、トイレが外にあったんですね。日本の古い家も、トイレが離れていたり、家の端っこの方にあったりしますよね。(風水的にはすごくいいらしいです)

夜トイレに行くとき、さすがに冬の寒いときなんかは、トイレに行くために一枚羽織ったりしなくちゃならないのですが。
でも、ときどきそこで、ふと夜空を見上ると、、、
信じられないくらいの満天の星が、夜空に輝いていたりするんです!・*:・゚☆・*:・゚☆

そうするとトイレのことも忘れて、しばらくそこに立ち尽くし、星空に見入ってしまいます。
天の川もくっきりみえる、NZの星空。長いこと見ていると流れ星もたくさん見えます。
田舎に住んでいる良さを実感するひと時。
冷たく澄んだ空気と、静かな闇に包まれた庭の、いつもと違う気配も、幻想的な気持ちにさせてくれます。
日本にも、世界中にもつながっている星空。
自然と触れ合うことは、つながりを取り戻すこと。
小さくなってた心を、大きく広げてもらえる瞬間。
トイレが外にあるということには、そんないいことがあるんです!
+。:.゚ヽ(*´ω`)ノ゚.:。+゚

 
《おまけ》

残念ながら、星空を写真に収める術を知らないので、昨日、トイレに行く途中に見えた、夕焼けを載せます。昨日は久々に一日中しとしと雨が降っていたのに、なぜか日が落ちる前の一瞬は燃えるような夕焼けで、思わずカメラをとりに戻りました。



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7 件のコメント:

  1.  私の住んでいるところは残念ながら星が綺麗に見えるところではありません。
    それでも帰宅時間に星がポツポツ見えてたらずーっと上を向いて歩くんです、星と絶え間なく飛んでいく飛行機が見えます。
    幸い歩いてる人も少ないのでぶつからずに歩けます。

     旅行に出かけたりすると必ず空を見上げて星を見て、
    綺麗に見えて時はとても幸せな気持ちになるんですよね。

     まぁ、トイレは外でも無いよりはいいわね。
    日本も田舎の方はまだ外トイレの家ありますよ。
                   mamacat

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  2. 初めまして、順子さん!絶え間ない飛行機…!みんなどこいくんでしょね。
    NZはNとZ、世界の終点みたいなイメージ。きっと美しいんだろうな。私も娘を満点の星空の下育てたいのですが…。
    東京の空は狭いけど、三日月見て、みんな同じ月を見てるかなあって、繋がりを感じています。
    ちなみにトイレ外、大いに結構 やっぱ親しくても音とか気になるし 

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  3. やっぱりこういう生活がうらやましいのだ〜!
    昔みた海岸での満天の星をまた見たいです。

    といいながら、本日飲んだ後六本木に泊まる予定。
    う〜ん。。。

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  4. mamacatさん
    やっぱりみんな見てるんですね、星空!
    そう思うと、なおさらつながりを感じられます。

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  5. 彩さん
    トイレ外、私もかなり気に入っています!
    これはこのままで残していきたいな。

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  6. 池さん
    飲んで、六本木か・・・!なつかしい響き☆
    それぞれの生活には、それぞれの生活の良さがありますよね。

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  7. 空を見てると、遠く離れているんだけど同じ空を見ているんだな・・・なんて思って、つながってる事を感じますよね。

     彩さん初めまして :-)

    千葉県北西部は羽田空港と成田空港に直線距離で近いせいでしょうか、
    上空にはジャンボジェットが行きかってるんです。
    高度が高いので昼間はよく見ないとわからないのですが、
    夜は星と共にピカピカ光ってます。
                   mamacat

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